2014年7月27日(日)。
狩猟免許もとりあえず取っておこう、と考え、
第一種銃猟免許の予備講習会に行ってきた。
予備講習会とは、地元猟友会が主催する事前勉強会のことだ。
猟銃所持の初心者講習会のときは、予備講習会を受けずに本番試験を受ける人が多かったが、こと狩猟免許に関しては実技もあるため、ぶっつけ本番で試験に望むのはかなり無謀である。
予備講習会では、勉強のポイント(ここでるぞー的なやつ)を教えてくれるので、座学にも有用だ。
通常茨城の予備講習会は試験の一週間前に行われるのだが、今回の7月の試験は
予備講習会 7/27
本番試験 7/29
となっており、中1日しかない。。なんてこった!
狩猟免許は4種類存在する。
①網猟免許
②わな猟免許
③第一種銃猟免許(装薬銃+空気銃)
④第二種銃猟免許(空気銃のみ)
このうち私が今回受けるのは③第一種である。
一日のスケジュールは下記のようになっていた。
4種類のうち初めてどれでもいいのだが、初めて受ける場合「初心者」という部類になる。どれか一つでも既に取得していて追加で取る場合は「一部免除者」という扱いになる。
「初心者」では、狩猟共通の問題+受ける狩猟免許特有問題+その狩猟免許の実技となる。座学問題数は30問。
「一部免除者」の場合、この狩猟共通の問題が免除されるので座学テストの問題数が特有問題の10問だけになるようだ。
予備講習会も前半は免除対象のため、午後から出ればいい。
初心者8000円
一部免除者3000円
朝から受講するメンバ数をメモっておいた。
第一種 16人
第二種0人
わな8人
網1人
二種を取る人はいなかった。
網も少ないんだね。
以下簡単に教えてもらったことをまとめてみた。
【午前】
茨城の狩猟鳥獣による農林被害は年5億円らしい。
うちイノシシは5,6千万円で、多いのはカモ等による被害3億5千万円らしい。
動物は少なくなると保護動物指定になり狩猟できなくなるが、
今度は増えすぎていろいろ問題が起こるようだ。
これの繰り返しで狩猟鳥獣から外されたり入ったりしているらしい。
減りすぎたために「うづら」が最近外された模様。とっちゃダメですよ!!
鹿は本来冬を乗り切るには「塩分」が必要だったらしく、昔は冬越せなくて自然淘汰されていたので、個体数がそこまで増えなかった。しかし、最近は道路の凍結防止用ナトリウムをなめて塩分摂取してるらしく、増えているらしい。
カラスは駆除すると一匹400円らしい。
カワウが増えて困ってるようだ。魚食べちゃうからかな。もしかしたらカラスみたく懸賞金かけられるかもしれない。
まぁ誰も捕って食べようとは思わないから、増えるんだろう。
あっ、茨城の人はカラス食べる風習があるみたいな記事を前みたけど、ガセだから気をつけて!!
【午後】
実技演習。
散弾銃・空気銃の扱い方と狩猟鳥獣あてクイズをやりました。
はじめて模擬銃触ってみたけど、ずっしりして重い、、、
少し筋トレ始めようと思いました。
模擬銃なので実弾は撃てません。点検や操作のまね事をします。
この実技はぶっつけ本番じゃムリです。
狩猟鳥獣あてクイズは、フリップに鳥獣のイラストが描かれているので
狩猟してよいかどうかと、狩猟して良い場合はその鳥獣名を当てる判別テストです。出そうな鳥獣教えてくれます。
最後に「狩猟読本」と一緒に渡された「図解免許試験例題集」の出そうなポイントを教えてもらいました。これで少しは絞って勉強することができます。
例題集は172ページもあります。私は申し込んだ時テキストを取り寄せたので予備講習会の前に入手してましたが、どうやら何もアクションしないと予備講習会の日に渡されるようです。172ページも中一日でどうする気だよ。。。
さて今回あんまり自信がないですが、
できれば合格したいものです。